今月の院内研修

 

昨日の鎌倉の夕焼けです。

早すぎる梅雨明け後に訪れたいきなりの猛暑。

夕方ようやく気温が少し下がり、茜色の空を眺めながら一息つきました。

皆さま、体調管理には十分にお気を付けください。

 

さて、今週行った院内研修のご報告です。

当院では毎月診療時間を調整し、全体ミーティングと院内研修の時間を設けています。

 

今回は、「口腔周囲筋トレーナー」を用いた歯並び矯正治療の際の、状態記録の仕方について研修しました。

 

感染予防対策を講じた上で行っています。

 

 

歯並びの矯正治療を行う際は、治療前、治療中、治療後に患者さんの画像やビデオ動画を撮影し、治療効果の確認、指導や治療に用いています。

こうした撮影は主に歯科衛生士や歯科助手スタッフが担っています。

いつもの様子を動画におさめるため、子供の患者さんにリラックスしてもらうための声かけなどもスタッフのテクニックです。

 

実際に撮影したビデオをもとに、話し方、咀嚼や飲み込み(嚥下)、姿勢など歯並びに影響する習癖について改めて解説しました。

そうした習癖を改善するトレーニングと、筋トレーナーを装着する事で歯並びが整っていきます。

注視するポイントを理解する事で的確な撮影を行う事が出来、そうした資料をもとに適切な審査・診断・指導が可能になります。

 

 

その後診察室に場を移し、ビデオカメラを使って記録する実習をしました。

 

 

 

 


医院として取り組んでいる「口腔機能発達不全予防」や「口腔機能低下症予防」の理解のためにも、全てのスタッフが撮影を担当できるようにしていきたいと思います。