梅雨らしい天気が続いています。
医院のアジサイは少しずつ色が抜け、今は落ち着いたアンティークカラーに変わりつつあります。
これはこれで趣きがあって素敵です。
患者さんにも好評ですので、しばらくこのまま咲かせておきたいと思います。
さて今回は、先週行われた6月の院内研修のご報告をさせて頂きます。
当院は毎月診療時間を調整し、院内ミーティングと研修を行っています。
日頃診療を行う上で生じる様々な課題や問題点をスタッフで共有し、解決に向けて意見を出し合う貴重な機会にもなっています。
先週は、マウスピースを用いた歯列矯正に関する研修を行いました。
当院の行っている歯列矯正治療は、マウスピースの装着と並行し、無意識のうちに身についてしまった「歯並びを悪くする癖」を直すためのトレーニングをご家庭で毎日行ってもらいます。
トレーニングは、普段の正しい姿勢や舌の位置、飲み込み方、呼吸の仕方など、一見歯並びとは関係がないように思える内容です。
しかし、後戻りしない歯列矯正を行うためには、こうしたトレーニングが大変重要になります。
「歯並びのために良い癖=健康のために良い癖」でもあるため、通常の診療においても患者さんにアドバイス出来ればと考え、今回の研修を行いました。
講師は、現在アクテイビティのトレーニングを主に担当しているスタッフにお願いしました。
歯科助手の彼女達は、研修の後アクテイビティトレーナーとしても活躍しています。
患者さんの子供達が興味をもって楽しくトレーニングをしてくれるよう、様々な工夫をしつつ指導にあたってくれています。
姿勢や呼吸の仕方は噛み合わせにも影響します。
歯科治療の際にスタッフからお話しをさせて頂いた際は、ぜひ耳を傾けて頂ければと思います。
研修の後半では、ドクターと歯科衛生士は先日の歯周病学会の内容の確認。
歯科助手チームは、訪問診療で使用するポータブルユニットや手順についての研修を行いました。
最近、当院への訪問歯科診療と訪問口腔ケア・リハビリテーションのご依頼が大変増えて来たため、今後は院内の歯科助手スタッフにも訪問のサポートを担ってもらう事になりました。
皆やる気満々です(^-^)
患者さん達のご信頼に応えるため、今後もスタッフ皆で協力し、頑張って参ります!
⭐︎追加報告⭐︎
今日(7月2日)の朝の一コマです。
早くも歯科助手スタッフが訪問診療に同行し、大いに力を発揮しています(^-^)