今日は介護の日

11月11日、今日は『介護の日』です。
家族介護者、介護従事者への感謝を表す標語である「いい日、いい日、毎日、あったか介護、ありがとう」の「いい日いい日」にかけ、厚生労働省が制定しました。

さて先日、鎌倉市高齢者いきいき課が主催する「多職種連携研修会」にスタッフと共に参加してきました。

この研修会には、医師・歯科医師・薬剤師・看護師・歯科衛生士・介護士理学療法士・栄養士・メディカルソーシャルワーカー・ケアマネージャー・福祉用具専門相談員・・・等の多職種が参加しています。

研修は、1職種1人8〜10職種で1グループを作り、在宅介護を要する実際の症例を検討症例としてあげ、最適な在宅医療・介護・福祉サービスを提供するにはどのようにすれば良いのか、患者(介護サービス利用者)さんとその方の家族が安心して療養・生活していくために何を考え、各職種間でどう連携していくか、グループごとにディスカッションを行うものです。

どの場面でどの職種が関与し、いかに他職種と連携・情報共有していくか、1時間熱い議論が展開されました。

 歯科の立場からは、「きちんと安全に口から食べ続ける」ために早期に介入していくこと、口の中だけではなく食事時の姿勢維持、機能回復・維持のためのプログラムの提供を行う必要がある事を提言しました。

残念ながら、鎌倉は在宅医療における歯科の有用性の認識がまだ十分浸透していません。
これは我々が実際に在宅医療を支える一員として、実績を積み重ねて行くしかないと考えています。

年明け1月にもこの研修会が予定されています。継続して参加していきたいと思います。