「湘南Style在宅医療講演会」に参加しました

9月22日(土)鎌倉商工会議所にて開催された「第3回 湘南Style在宅医療講演会」に医院Dr.と歯科衛生士スタッフと共に参加しました。

この講演会は、鎌倉市で365日24時間体制で訪問診療を行っている、湘南おおふなクリニックの長谷川医師が中心となり企画・コーディネートされています。
在宅医療に係る医師、歯科医師、看護師、薬剤師、理学療法士言語聴覚士、栄養士、そして介護に係る訪問看護師、介護福祉士、ケアマネージャー、介護事業所等々、多職種の方が参加しています。
より良い在宅医療・介護を地域の方々に提供するための知識の獲得、他職種との交流の機会となっています。
職種間の障壁をなくし、患者さんの介護上の問題点を共に考え意見出しをし、解決する土壌づくりに大きく貢献していると思います。

今回の講演は、在宅療養に至ることの多い脳卒中について、在宅から自立した生活するために必要な排尿ケア、摂食嚥下リハビリテーション、終末期医療として緩和ケアの現状や多職種連携の在り方等盛り沢山の内容でした。
各講師の講演が終わるたびに活発に質疑応答がなされていました。

最後に講演した深沢中央診療所の宮下医師が、訪問先で行っている音楽療法の一端としてギター演奏を披露されていました。
患者さんに寄り添った診療スタイルに、医療の奥深さを感じました。

当院は訪問歯科診療・摂食嚥下リハ、食支援を行っています。
患者さんにとってより良い訪問診療を行うには、他職種の方との連携が大変重要であると実感しています。
今回の講演には残念ながら歯科医師の参加が多くありませんでした。地域の在宅医療の充実のため、今後働きかけを行う必要性を感じました。

歯科の担う役割や早期に介入する重要性などについて、今後当院の取り組みをもとにお話しさせて頂く機会を持てればと思います。