第16回日本口腔ケア学会 学術大会に参加しました。

4月27日(土)、28日(日)の2日間、名古屋市 愛知学院大学名城公園キャンパスで開催された「日本口腔ケア学会学術大会」にスタッフと共に参加してきました。

 

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今学会のテーマは「人生100年時代の口腔ケア」でした。

この学会は周術期口腔機能管理や在宅医療・摂食嚥下リハビリテーションに関わる、医師・歯科医師・看護師・歯科衛生士・言語聴覚士介護福祉士理学療法士等々多くの職種が参加しています。

 

近年、歯周病認知症の発症に関係していること、お口の中が汚れたままだと認知症が進行してしまうことが明らかになり、認知症予防・認知症の治療に口腔ケアが欠かせない事が認識されてきました。

特別講演では認知症専門医の長谷川嘉哉先生が、歯と口の健康が認知症予防に効果が高く、認知症になってもしっかり口腔ケアを行うことで症状が改善される事をとても分かりやすく解説して下さいました。

 

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医師 長谷川嘉哉先生の特別講演

また、人生の最後まで口から食べられるようにするため、どのようにリハビリを行い機能回復をさせていくか、医科歯科・多職種連携をどのように進めていくか多くの発表がありました。

新しい口腔ケア製品の開発やお口の粘膜炎による疼痛緩和するための材料についての発表もあり、明日からの臨床に活用できる治験を多く得られた実り多い学会でした。

 

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学会終了後、せっかく名城公園前まで来ていたので皆で名古屋城を観光してきました。

 

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GW期間中で大変混雑していましたが、名城公園は藤・つつじの花が満開でとてもきれいでした。

観光で気持ちもリフレッシュ。

明日の平成最期の日もしっかり診療を行いたいと思います。