本日、「インプラテックス インプラントサミット2019」に歯科医師3名・歯科衛生士2名で参加してきました。
今回は、インプラント周囲炎の治療・予防方法について、スウェーデンKristianstad大学Stefan Renvert 教授の講演がありました。
インプラント治療は定期的かつ継続したメインテナンスが大変重要であり、ひとたびインプラント周囲炎が進行し周囲の骨が吸収しはじめると、外科的処置を行っても最終的に除去に至ってしまう確率が50%以上となってしまう、というデータが示されました。
症状が軽度のインプラント周囲粘膜炎の発症がないか見逃さない事、セルフケアとプロフェッショナルケアをしっかり行うことが何より大切であることを再確認しました。
当院のメインテナンスプログラムもシステマチックに充実させていこうとDr.間で申し合わせました。
また、より低侵襲 (テイシンシュウ) なインプラント治療方法についての講演がありました。
今まで困難とされていた症例でも、新しいテクニックを用いる事で患者さんへの負担が大幅に軽減されます。
今日一日、大変勉強になりました。当院でのインプラント治療をより充実させていきたいと思います。