湘南鎌倉総合病院での講演(院長)

本日湘南鎌倉総合病院オンコロジーセンターで行われた「がん症例検討会と医療連携についての情報交換会」において「がんと周術期口腔機能管理」の講演をさせて頂きました。

診療終了後の19時からのスタートでしたが、100名近くの医師、看護士、病院職員の方々が参加して下さいました。

周術期口腔機能管理とは、がん治療を計画通りに進める事が出来るよう側面からサポートする、歯科による治療と口腔ケアです。
それにより患者さんの負担を減らす事ができ、入院期間の短縮も期待されます。

現在当院が実際に病棟で行なっている回診の内容や実績の報告も織り交ぜ、今後の本格導入における課題等意見交換させて頂きました。

皆さん大変熱心に聞いて下さり、終了後は数々のご質問やご提案を頂きました。
日々患者さんに接している病院の方々の関心の強さが、口腔機能管理を進める上で何よりの原動力になります。

湘南鎌倉総合病院には、がんの診断から手術までの期間が大変短い、という患者さんの立場に立った特徴があります。
それに合わせた周術期口腔機能管理の実施計画を、これから協議して参りたいと思います。