歯周治療計画立案

先週水曜日、歯周病専門医の青木先生による研修がありました。
今回は「歯周治療計画立案」「歯周治療の基本的な進め方」について講義をして頂きました。

歯周病の治療で最も重要なのは「正確な歯周組織検査」の結果から「正しい治療計画」を立てる事です。
それにより、守れる歯、頑張れば残せる歯、残念ながら残すのが難しい歯を見極め、患者さんにとって最適な治療を行うことで、良好な状態を維持する事が出来ます。

歯科衛生士と患者さんは長いお付き合いになり、責任は重大です。
最初の歯周組織検査で「守れる」と判断した歯を、10年・20年それ以上残す事が出来たなら、自分が行ってきた歯周治療やメインテナンスが正しかったという事になります。

そうした振り返りが出来るような治療計画の立て方、適切な歯周治療について、フローチャートを用いて分かりやすく指導して頂きました。

歯科衛生士のスタッフは、改めて自分達の果たす役割の大きさを再確認したようです。
こうした研修を重ねる事で、今後も自信をもって患者さんのお口の管理に携わってもらいたいと思います。
そして歯科衛生士任せにせず、我々ドクターもきちんとサポートをして参ります。

青木先生、来月もよろしくお願いいたします。