植木の管理

いがらし歯科医院の看板ともなっている、医院周りの木々やお花。

ご来院される患者さんのみならず、前を通られる地域の皆様、そして医院で働くスタッフ達にとっても癒しになれば、と日々せっせとお世話をしています。

 

うっそうと繁った様子も悪くないのですが、少し混み合い過ぎたため、今日は庭師のMさんに剪定に入って頂きました。

 

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自宅の庭もお願いしているMさんは、木と対話しているのでは…と思うくらい、ナチュラルで美しい樹形を保ちつつ、しっかりと必要な剪定をして下さいます。

仕上がった木々は何とも気持ちよさそうです。

週明けには、さっぱりした植栽をぜひご覧下さい。

 

今日16日は、近畿と東海で梅雨入りの発表がありました。

近畿地方では統計以来最も早い梅雨入りだそうです。

 

鎌倉も今日は曇り空。

来週にかけて予報は雨や曇りです。

もう少しの間、爽やかな5月の陽気を味わいたいですね。

 

 

ところで、医院の植栽のアジサイ達は着々と開花準備中です。

 

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鉢植えの「星あつめ」は満開です!

 

毎年梅雨の時期には、見事に咲き揃います。
お楽しみになさって下さい(^_^)

 

鎌倉市山崎のまちの歯医者さん「医療法人 樹会 いがらし歯科医院」

 

 

 

新型コロナウィルスワクチン

GWが過ぎ、鎌倉は早くも初夏の陽気です。

 

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医院を囲む木々はものすごい勢いで枝葉を伸ばしています。

ご来院の際は、コンセプトとしている「森の中の歯医者さん」を実感して頂けるのでは。

 

こんな気持ちの良い季節にもかからず、新型コロナウイルスの感染が止まりません。

日々深刻な状況が報ぜられていますが、これ以上私達にどのような努力が出来るというのでしょう。

 

結局は今のところ、コロナワクチン接種が唯一の希望になると思います。

 

当院も、安心・安全な医療提供の観点より、先月にスタッフ全員一回目のワクチン接種を完了しました。

 

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会場となった「湘南鎌倉総合病院 先端医療センター」

ホテルのような明るく開放的なロビーで、寛ぎながら待機時間を過ごす事が出来ました

 今後も気を抜く事なく、引き続き感染予防に留意して参ります。

 

そして本日より、鎌倉市では80歳以上の高齢者のワクチン接種の予約が始まりました。

市内に住む母のため、Web授業中の息子と協力し、電話・ネット・ラインを用いて予約に挑みました。

 

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何とかネットで予約が出来ました

 

常々母は「もし自分が感染したら、皆に迷惑をかけてしまう」と心配していましたので、ワクチン接種の目処が立ち、心からホッとしていました。

しかし、本日来院された市内外の患者さんの中でも、残念ながら今日の受付中にワクチン接種の予約が出来なかった、と話されている方がいらっしゃいました。

行政・医師会の方々のご尽力に感謝いたしますが、接種希望される方ができるだけ均等に早い時期に接種できるようになることを期待いたします。

 

 

昨日は母の日でしたが、コロナの影響で、離れてお住まいのお母様に長らく会えていない方も多くいらっしゃるようです。

そのせいか、母の日向けのお花の注文が例年以上に殺到していると、知り合いのお花屋さんから聞きました。

 

全年代へのコロナワクチン接種がスムーズに進み、会いたい人に会えて、行きたいところに行ける、普通の(でもとても貴重な)日々が、一日も早く戻ってくる事を願うばかりです。

 

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今年母へはCALVAの可愛らしいケーキを

 

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息子達からの「テマリテマリ」

枯らせないようにしないと!

 

鎌倉市山崎のまちの歯医者さん「医療法人 樹会 いがらし歯科医院」

連休中は休診となります

緑眩しく、爽やかな連休初日です。

一年で最も気持ちの良い季節ですが、今年のゴールデンウイークもお出かけは我慢です。

 

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当院も明日より5月5日の子供の日まで休診とさせて頂きます。

 

医院は先月中頃より端午の節句の飾りつけでした。

 

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診療所には、日々元気なお子さん達が大勢ご来院されます。

若いパパとママは、お子さんのむし歯予防や歯並びにとても熱心です。

子供達が健康で幸せな人生を送ってくれる事を願い、一生懸命子育てをされている様子に感心する毎日です。

 

子育ては、責任が重く大変な事もたくさんありますが、過ぎてしまえばあっという間。

不思議と覚えているのは楽しかった事ばかりです。

ではもう一回出来るか?といわれたら、それは…(汗)

 

 これからは、子供の患者さん達の成長を、保護者の皆様とタッグを組んで、歯科医療からしっかり支えて行きたいと思います!

 

連休中はご不便をおかけしますが、ご了承下さい。

休診中に歯やお口でお困りの事がありましたら、鎌倉市休日急患歯科診療所にご相談下さい。

 

休日急患歯科診療所 │ KDA 鎌倉市歯科医師会

 

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子育てほぼ終了の我が家。

先日長男が初任給で家族に買ってきてくれました。じっくり味わいながら食べました(^_^)

 

 

 

写真撮影&院内研修

昨日、医院スタッフの集合写真を撮影しました。

シフトの関係等で全員は揃いませんでしたが、天気にも恵まれて良い写真が撮れました。

 

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撮影時のみ、お喋りを控えてマスクを外しています。

 

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今回も、コルコバードのMさんに撮影をお願いしました。

真面目にきちんと整列したパターンと、医院の和気あいあいとした雰囲気が伝わるラフなパターンとを撮って頂きました。

近日中にHP上にアップ致します。

お楽しみになさって下さい。

 

 

そして、昨日は定例の院内研修を行いました。

診療時間の短縮にご理解とご協力を頂き、感謝致します。

 

今回の研修ではまず、先日開催された「日本口腔ケア学会総会・学術大会」の報告を行いました。

 

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歯科衛生士部会主催のシンポジウムでの発表と質疑応答の様子を視聴しました。

 

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そして、院長がポスター発表の内容を解説しました。

 

こちらの両発表に関しましては、後日HPにてご覧頂けるよう準備をして参ります。

また改めてお知らせ致します。

 

 

院内研修の後半は、当院の大きな特徴であり目標でもある「生涯にわたり支える歯科医療」をスタッフに理解してもらうため、日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック院長の菊谷教授のセミナーの動画を視聴しました。

 

現在日本では、平均寿命と健康寿命(介護を必要とせず日常生活が送れる)は、男性で8.95年・女性で12・47年の差があります。

 

その差を埋めるには、高齢者の筋力低下(サルコペニア)・体の虚弱(フレイル)を予防する必要がありますが、サルコペニア・フレイルの入り口となるのが、歯と口の虚弱(オーラルフレイル)です。

オーラルフレイルに陥ると、そうでない人に比べ4年後の死亡リスクが2.09倍、要介護リスクが2.35倍になるというデータがあります。

 

今のご高齢の方は、8020の呼びかけの元歯科医院での治療・定期検診を受けてこられ、歯がしっかり残っている方が多いです。

歯を一本でも多く残すのは健康維持のために大変重要ですが、物を食べるためには、歯だけではなく、舌・唇・口周りの筋肉・喉といった器官を巧みに動かす必要があります。

加齢や病気が原因でそうした機能が低下すると、歯がのこっているにもかからず要介護となり、口腔環境が悪化しより深刻な事態を招く事になります。

 

そのため歯科医院は高齢者に対し、歯や義歯の治療のみならず、患者さんの口腔機能の低下を見極め、しっかり噛んで飲み込むための指導や訓練を行う事が求められているのです。

 

また、菊谷教授が強調しておられたのは、街の多くの歯科医院は元気で自分で通院できる患者さんにのみ開かれている、という問題点です。

「体調が悪い」「入院する事になった」という理由で高齢者の治療キャンセルの電話があった場合、一律に「では、体調が戻られたらご連絡下さい」と応じていたら、もう元気なその方には会えないかもしれないという事です。

「通院が難しければ、こちらからお伺い出来ますよ」と、伝えなければなりません。

 

当院は数年前よりこの流れを確立しています。

実際、通院が困難になってしまった患者さんのお宅に、気心のしれた歯科医師が訪問し、治療にあたっています。

 

 

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そして研修の最後に、訪問チームの歯科衛生士より、訪問先の寝たきりの患者さんへの口腔ケアの様子の報告がありました。

すでにお口からの飲食が難しい状況ですが、毎回お口の中に付着し乾燥して固まった汚れを時間をかけて取り除くと、実に気持ち良さそうな、嬉しそうな表情をされるそうです。

 

報告に添えて、患者さんと向き合う時常に心に留めている言葉を紹介してくれました。

 

「口腔とは敏感で人間の尊厳に関わる器官である。」

看護教育の指導者 ヴァージニア・ヘンダーソン

 

「適切な口腔ケアが人間を人間にし、尊厳を取り戻す。」

ホスピス・緩和ケアの発展に携わってきた看護師 石垣靖子

 

今後は、スタッフ皆が外来で接する患者さんのフレイル の兆候に気づく事が出来るよう、研修を行う予定です。

そして、責任感と誇りを持って患者さんの尊厳を取り戻す努力をして参ります。
  

鎌倉市山崎のまちの歯医者さん「医療法人 樹会 いがらし歯科医院」

 

口腔ケア学会に参加しました

4月17、18日の2日間、第18回日本口腔ケア学会総会・学術大会、第1回国際口腔ケア学会総会学術大会合同会議に参加して来ました。

 

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東京大学 伊藤国際学術センター 伊藤謝恩ホール

今回は新型コロナウィルスの感染拡大の状況を鑑み、規模を縮小しWEBを主体とした学会開催となりました。

 

 

歯科衛生士部会シンポジウム「COVID19のBefore・Afterについて ―with COVID19へ立ち向かう歯科衛生士へのエール」のシンポジストに、いがらし歯科医院訪問担当の赤松衛生士がご指名頂いており、WEBにて発表を行いました。

 

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医院の部屋からWEBでシンポジウムに参加しました。

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発表演題

シンポジウム終了後、座長の先生方と学会会場で発表について話をする機会があり、「多くの写真を供覧していたので視聴者もより分かりやすく、求めていた情報と答えが得られたと思います。」とお褒めの言葉をいただきました。

 

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シンポジウムで座長を務めた都立駒込病院歯科口腔外科の山内先生と歯科衛生士の池上先生

写真撮影に際し、一時的にマスクを外しています。

 

私も一般演題で「重度口腔乾燥状態の症例における当院の口腔ケア術式  ―鼻呼吸を促進し口腔乾燥を軽減させるための鼻孔ケアの有用性ー」と題しポスター発表をしました。

当院からの発表については後日HP上に掲載する予定です。

改めてお伝えしますので、ぜひご覧ください。

 

学会2日目は第1回国際口腔ケア学会総会学術大会のオープニングセレモニーがあり、数十か国の外交官が参加されていました。

 

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「医療のメインストリームを担う口腔ケア」という今学会のテーマを世界に発信し、当学会が蓄積した知識と技術が世界に広まり活用されていくことが期待されます。

 

今回の学会も多くの新しい知見を得ることができ、大変有意義な2日間となりました。

医院スタッフと共有し、当院の訪問診療、周術期口腔機能管理に反映させて行きたいと思います。 

 

鎌倉市山崎のまちの歯医者さん「医療法人 樹会 いがらし歯科医院」