本日は母校日本歯科大学生命歯学部の口腔外科学講座が担当するOSCE実習に非常勤講師として学生指導に行って来ました。
OSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)は歯学部学生が臨床実習に上がる前に合格することが義務付けられています。この制度が正式導入される前のOSCEトライアルより担当を続けてきました。
頭頸部の診査診断等の指導を担当しました。
OSCE実習前の講義を行っているところです。
学生はこのOSCEとCBT(Computer Based Testing)という共用試験に合格しないと臨床実習に進むことができません。
学生たちは皆真剣に実習に取り組んでいます。
毎年担当した学生たちには、単なる手技の習得ではなく、何のときにどのような診断をするためにこの診査を行うのか、この診査でどのような所見があったらどんな疾患を考えるか、病理学的・解剖学的知識を含め指導をしています。また、患者さんに対する配慮や細かい声掛けのテクニックなど実際臨床医としての素養を高めるように指導を行っています。
彼らが立派な歯科医師になってくれることを期待しています。