当院の佐藤先生は、S大学歯学部口腔外科に所属され、日本口腔外科学会専門医です。
通常は大学病院で診療を行い、当院には非常勤で勤務して下さっています。
専門分野は顎変形症、顎関節症、慢性疼痛等多岐にわたり、数々の論文も執筆されています。
顎に不調を抱えて来院された患者さんの診療を担当して頂くとともに、我々歯科医師や歯科衛生士の症例の相談に応じて下さり、とても心強く感じています。
先日は3回にわたり、顎関節症について、病態、診断、治療法に関する研修を行って頂きました。
オリジナルテキストを用いて、基礎知識の復習として、顎関節の解剖から再確認しました。
顎関節症の症状をいかに理解し正確な診断をするかの重要性、最新の治療法について丁寧に解説して頂きました。
患者さんの訴えから、何に気づき、どのような説明を行い、どのように治療していくか、日々多くの症例に接している佐藤先生の説明は大変勉強になりました。
最近当院にも、顎の関節に問題が生じ来院される方が増えてきました。
担当した全てのDr.が、同じ診査・診断・治療ができるように、より多くの知識を身に付けて行かねばと思います。
次回は慢性疼痛について研修を行って頂く予定です。
顎の痛みや、口が開かないという症状は、無意識のうちに歯を噛み締めてしまう事で、顎を動かす筋肉や関節の周囲の靭帯が凝り固まってしまう事が原因になっている事が多くあります。
普段から、上下の歯が触れている時間を少なくするよう意識する事が予防になります。
その他にも顎関節症には様々な原因があります。
ご心配な方は一度ご相談下さい。
鎌倉市山崎のまちの歯医者さん「医療法人 樹会 いがらし歯科医院」
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