全国老健大会で「老健かまくら」が表彰されました(院長)

当院が老健かまくらで入所者全員の訪問口腔ケアを開始して4年目に入っています。
歯科衛生士が行うプロフェッショナル口腔ケアにより、同施設で発生する誤嚥性肺炎の発症が大きく抑制された実績を、昨年「第26回 全国老人保健施設大会」において『口腔ケア導入に伴う誤嚥性肺炎予防とその実態について』という演題で老健かまくらの介護主任の方が発表しました。
この発表が第26回の同大会で最も評価の高い「優秀奨励賞」に選出されました。

この訪問口腔ケアを安定的かつ継続して実施するのに、歯科医院側の様々な苦労がありましたが、当院の歯科衛生士スタッフが献身的に口腔ケアに取り組んだ結果が、全国大会で高く評価されたことはとてもうれしいことです。
このような表彰を受けることはとても名誉なことで、今後の励みになります。

現在、退所した方が自宅に戻ってから口腔ケアをどうしていくかが大きな課題となっています。入所している期間だけ口腔ケアをすれば良いというものではありません。せっかく元気になったのであれば健康な状態がより長く続くように新たな取り組みを考え準備を進めています。

地域の皆さんの健康寿命を延ばすため、いがらし歯科医院ができる事をさらに拡げていきたいと思っています。

老健かまくら湘南鎌倉総合病院を運営する徳洲会の機関誌の1面で、今回の受賞が報告されています。
近々HPに掲載いたしますのでぜひご一読ください。