世界糖尿病デー(院長)

11月14日は糖尿病の理解を深め、予防や治療に関心を持ってもらうため「世界糖尿病デー」に定められています。
この日のイベントとして、世界各地域で象徴的な建造物を糖尿病撲滅のシンボルカラーの青い光でライトアップされました。ここ鎌倉の大船観音もブルーのライトに照らし出されていました。

さて、日本でも年々糖尿病の患者数が増えています。
この病気は網膜症・腎症・神経障害等の合併症が知られていますが
歯周病も深刻な合併症の1つです。
そして、歯周病の悪化が糖尿病の発症・重症化につながります。

そのため、糖尿病の治療法として食事療法・運動療法と並び歯周病治療を行うことが重要視されています。お口の健康が保たれていなければ、治療も思ったような効果が上がりません。

当院では協力医となっている湘南鎌倉総合病院に歯科衛生士を派遣して、糖尿病の治療のため教育入院されている患者さんに糖尿病と歯周病の関係と治療の重要性を理解してもらうための研修を行っています。

先日、湘南鎌倉総合病院糖尿病センター所長の小見先生が行なった市民公開講座に参加してきました。

講演終了後、教育入院での研修をより充実させるために意見交換を行いました。