穏やかなクリスマスイブとなりました。
トナカイに引かれたサンタさんのソリも、安全に飛行出来る事でしょう (^_^)
診療所は思い切りクリスマスデコレーションを施していますが、息子達が大学生となった我が家は部屋の片隅に小さなツリーのみ一つ飾っています。
毎年スワロフスキーのクリスマスオーナメントを買い足して飾っています。
オーナメントを一つ一つ飾りながら、その年の出来事を思い出します。
嬉しかった事、悲しかった事。
キラキラ光る雪の結晶が、家族と診療所の歴史です。
皆さまはどのようなイブをお過ごしですか？
サンタさんが来ちゃうから、チビっ子達は早く寝て下さいね。
当院は定期的に、診療時間を調整して院内研修の時間を設けています。
一昨日は「オプテック」の方により、来年導入を予定している電子カルテシステムの研修を行って頂きました。
ドクター・歯科衛生士・歯科助手・受付でグループに分かれ、システムの解説や入力の手順を教えて頂きました。
今回導入する電子カルテは、各々の患者さんの訴えや治療状況、検査結果、既往歴などが一目で分かるため、より万全の状態で治療に臨む事が出来るようになります。
入力する際の予測変換機能や学習機能が優れており、カルテ入力がスムーズになります。
患者さんの会計待ちの時間も短縮出来そうです。
歯科衛生士による歯周検査もタブレット入力で短時間に出来るようになります。
患者さんの治療に費やせる時間が増え、以前の検査結果との比較も容易です。
衛生士業務記録簿等の記載もかなり楽になるようです。
当院仕様にカスタマイズするための意見が盛んに出されていました。
歯科衛生士業務記録｜SOAP式カルテに連動｜(株)オプテック
新しい電子カルテの導入という事で不安を感じていたスタッフもいましたが、今回実際に触れてみて、私達スタッフにも患者さんにもとても優しいシステムである事が分かりました。
今後さらに研修を重ね、スムーズな移行に備えたいと思います。
当院は小児のマウスピース矯正治療 (Myobraceを用いた筋機能訓練）を行なっており、多くのお子様が通院されています。
今までの治療でも効果はみられていますが、より確実な成果を上げるため、日常の様々なトレーニング (アクティビティ) に重きを置いた治療を導入する事と致しました。
その準備として、本日は患者さんに提示していく新たな資料作成に用いる写真や動画の撮影を行いました。
撮影は、いつもお世話になっている「コルコバード 」さんのお二人。
そしてモデルは、幼稚園の頃から当院に通っていた、大学生のMさんが引き受けて下さいました。
Mさんもマウスピースで歯列矯正を行い、笑顔が素敵な女性に成長されました (^.^)
楽しくトレーニングできるよう、ワクワクするようなマニュアルや動画を準備しています。
来年の初旬には完成予定です。
ご期待下さい！
※ 現在新規の矯正治療の受付は行なっておりませんが、環境が整い次第再開予定です。時期が確定しましたら、HP上でお知らせ致します。
鎌倉市山崎のまちの歯医者さん「医療法人 樹会 いがらし歯科医院」
12月になりました。
令和元年も残り一月を切りました。
今年中にやりたい事、やらなければならない事が次々と頭に浮かびますが、焦っても仕方ありません。一つ一つ確実にこなしていきましょう (^_^)
師走に入り、やはりお忙しい様子の来院患者さん達にしばし一息ついて頂けるよう、診療所は落ち着いたクリスマスの室礼にしています。
それぞれのユニットの傍には、ドイツのエルツ地方で作られた素朴なクリスマスオーナメントを飾っています。
小さなクリスマスの物語をお楽しみ下さい。
他にも診療所のあちこちにサンタさんや雪だるまが隠れています。
多くの患者さんに「ここに来るのが楽しみ」と言って頂けるのは、私達にとって何よりの喜びです。
ご信頼頂ける歯科医療と、気持ちの良い空間を、これからもご提供出来るよう努力して参ります。
昨日は定例の全体ミーティングと院内研修を行いました。
当院は診療時間内に予約枠を調整し、日頃スタッフが感じた様々な問題点や改善点を皆で共有し話し合うためのミーティングと、テーマを決めた研修を定期的に行なっています。
昨日の研修ではお2人の講師をお招きしました。
まずは（株）クリニコの管理栄養士さんより、摂食嚥下指導の基礎と栄養補助食品や介護食についてお話しして頂きました。
栄養補助食品の選び方や摂食・嚥下の基本、嚥下障害のある方への指導法。
そして、誤嚥を防ぐために飲み物や汁物に混ぜる「とろみ剤」の調整の仕方など研修して頂きました。
実際に栄養補助食品を試食したり、とろみのついたものを飲み込んでみたり。
日々訪問診療に携わっているスタッフ達には馴染みのある介護食ですが、初めて口にするスタッフも多く、「後傾の姿勢で飲んでみると、とろみのついた飲み物がとても飲みやすい」「適度にとろみをつけた牛乳はおいしい」など様々な感想が聞かれました。
来院患者さんでも、お痩せになった気がする方にお声掛けすると、「食が細くなった」「飲食時にむせるようになった」などお話される事があります。
また、長期入院療養後で筋力の衰えた方の栄養指導はとても重要です。
自分で調理できない方、食事内容に偏りのある方、歯・お口の問題で十分な食事がとれない方は「フレイル」に陥ってしまいます。
「フレイル」とは、そのままでは要介護に傾いていってしまうリスクのある状態で、多くの場合ご本人に自覚はありません。
そうした「フレイル」の兆候を見逃さず、お口のリハビリテーションを指導したり、しっかり栄養が採れるアドバイスをするなどし、健康な状態に戻すのも私たちの大切な役割だと感じています。
今回の研修はさらに、（株）オプテックの方から当院が導入を予定している、人工知能を用いた電子カルテシステムについてご説明頂きました。
患者さんの全人的ケア、チーム医療、医科歯科連携をカバーしてくれる優れたシステムであり、まさに当院のニーズにあっていると思います。
こちらのシステムでは、ドクターによるカルテ入力は「SOAP式」で行うようになります。
S : 主観的情報 (患者さんの訴え)
O : 客観的情報 (診察・検査から得られた情報)
A : 評価 (S・Oから導いた診断)
P : 計画 (治療方針・内容、生活指導)
そうした内容をレントゲンや写真の画像、歯科衛生士の検査のデータとも連携させる事が出来、明確な情報管理や患者さんへの分かりやすい治療説明が可能になります。
予約管理や電話応対などの効率化が図れるソフトもあり受付業務の省力化も期待できます。
導入までまだ時間がありますので、皆で協力して準備を進めていこうと話しました。
今回も内容の濃い研修でした。お疲れ様でした！
鎌倉市山崎のまちの歯医者さん「医療法人 樹会 いがらし歯科医院」
