にゅうしちゃん

待合室のキッズスペースに可愛い絵本が仲間入りしました。

 「にゅうしちゃん」です。

 

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1歳半くらいのお子さんを育てるママやパパから「あるあるすぎる!」と絶大な支持を得ている絵本「いっさいはん」の続編です。

 

www.iwasakishoten.co.jp

 

にゅうしちゃん を中心に、ちょっと独特なキャラクター達が、歯の事や歯みがきの大切さなどを分かりやすく教えてくれます。

 

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歯が「お友達」として描かれていて、自然と子供達に歯を大切にする気持ちが芽生える内容になっています。

絵も可愛らしく、大人の方もつい引き込まれる世界観です。

ご来院された際は、ぜひお手にとってお読み下さい。

 

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今日ママと来てくれたFちゃん。

かわいい「にゅうしちゃん 」が生えてきていましたよ。

大切にしようね (^.^)

 

鎌倉市山崎のまちの歯医者さん「医療法人 樹会 いがらし歯科医院」

予防接種

今朝は各地で今季1番の冷えとなったそうです。

1日の気温差が大きく、体調を崩す方も多くなっています。

早くもインフルエンザが流行り始め、学級閉鎖になった学校もあるとの事。

皆さまくれぐれもご注意下さい。

 

当院スタッフも、今日インフルエンザの予防接種を行いました。

今年も深沢中央診療所の宮下先生と看護師長さんが医院に来て下さいました。

 

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宮下先生は、診療所での外来診察と在宅訪問診療にと大変ご多忙です。

毎回都合をつけて起こし下さり感謝致します。

 

患者さんの健康を守るためには、まず私達自身が健康でなければなりません。

当院はインフルエンザ予防接種に加え、スタッフ全員にB型肝炎ウイルスの予防接種も行なっています。

 

これからの冬に備え、スタッフ皆で体調管理に留意していきたいと思います。

山崎小学校へ

今週水・木曜日の2日、校医を担当している山崎小学校で、就学時健診と歯科保健指導を行なって参りました。

 

山崎小学校は、「鎌倉中央公園」の一部として昔からの自然が保全されている「山崎の谷戸」に隣接した恵まれた環境の中、のびのびとした教育が行われている学校です。

山崎の谷戸とは | NPO法人山崎・谷戸の会

 

毎年、私は高学年の5、6年生の歯科保健指導を担当していますが、今年で17回目になりました。

今回5年生には歯肉炎について、6年生には第二臼歯の虫歯予防などについて授業を行いました。

また、両学年に共通して、「よく噛んで食べると体にいいことがたくさんあるよ」という事を『ひみこにはがいーぜ』という標語を紹介して説明しました。

子供達には、お口の健康が豊かな人生のベースになるという事をぜひ覚えておいて欲しいと願っています。

 

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どのクラスの皆さんも、私からの問いかけに元気に応え、興味をもって聞いてくれ嬉しく思いました。

 

 

毎年、廊下や教室に掲示してある生徒さんの作品を鑑賞するのを楽しみにしています。

 

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各教室前に、谷戸を散策して集めた枝や木の実を使ったフォトフレームや、個性豊かな絵が飾られています。

それぞれの作品に、自分の思いや夢や学校での思い出などが、しっかりとした文章で添えられています。

 

校内で行き交う生徒さん達は、皆元気に挨拶してくれます。

いがらし歯科医院には大変多くの山崎小の生徒さんが通院していますので、中には「五十嵐先生だ!」とニコニコ手を振ってくれる子もいます。

 

診療所で接する山小生が、きちんと目を見て自分の言葉でお話しできる事に関心します。

ご家庭での躾に加え、山小での優しくもしっかりした教育の賜物なのでしょう。

これからも、元気な山小生の歯を守るお手伝いをしていきたいと思います。

 

鎌倉市山崎のまちの歯医者さん「医療法人 樹会 いがらし歯科医院」

診療所は秋色です

金木犀の芳しい香りが街中に漂っています。

 

先日の台風に次ぐ大雨で、またもや深刻な被害が出ています。

浸水してしまった地域の沿道に、使えなくなってしまった家財道具がうず高く積まれている光景に心が痛みます。

「災害ゴミ」と一括りにされているその一つ一つが、つい先日まで幸せな生活の一部であった事でしょう。

被災された皆様が、一日も早く日常に戻れますようお祈りいたします。

 

本来日本は、四季の自然に彩られた美しい国です。

夏の猛暑や相次ぐ豪雨に四季を楽しむ余裕も無くなりがちですが、診療所の飾りは穏やかな秋の室礼になっています。

 

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ご来院の際は、深まる秋を感じて頂ければと思います。

 

鎌倉市山崎のまちの歯医者さん「医療法人 樹会 いがらし歯科医院」

 

 

 

 

非常時のお口のケア

台風19号は各地に大きな被害をもたらし、多くの方々が不自由な生活を余儀なくされています。

知人の住む地域も浸水し、日々片付けに追われているとの辛い報告がありました。

被災された皆様に心からお見舞い申し上げ、復興が着実に進む事を願ってやみません。

 

ところで、慣れない避難所での生活や断水等で水不足の場合、きちんと歯磨きをするのが困難になる事も多いかと思います。

しかし、お口の衛生状態の悪化は体全体の健康に影響します。

特にご高齢の方は、口の中の汚れが原因で細菌が肺に入る事による「誤嚥性肺炎」がおこりやすくなるので注意が必要です。

阪神大震災東日本大震災後に、被災地で肺炎で亡くなる高齢者が急増したというデータもあります。

また、風邪やインフルエンザ予防にも口腔ケアが重要です。

 

以下に避難先などでも行える口腔ケアについてご紹介します。

被災された方が当院のブログにお目をとめて下さる事は無いかもしれませんが、お困りの方に教えて頂いたり、「もしも」のためにお読み下さい。

 

歯ブラシがない時の口腔ケア

● 食後や就寝前に少量(30CC程度)のお茶や水を使って、口の隅々まで届くようにブクブクうがいをする。水は一気に口に含まず、2~3回に分けて行う方が効果的。

 

歯ブラシも、歯磨きに使える水もない時

● 食後にハンカチ・ティッシュ・ウエットティッシュ (出来ればアルコールを使っていないもの) を指に巻いて歯をぬぐう。汚れたら、巻き付けている部分を少しずつずらすように行う。最後に舌の表面の汚れも拭うようにする。

 

歯ブラシはあるが水が少ない時

● 少量(30CC程度)の水をコップに入れ、その水で歯ブラシをぬらし歯を磨く。歯ブラシが汚れたら、その都度ウエットティッシュティッシュなどでふき取りまた磨く。舌の表面も数回こする。最後にコップの水で2~3回に分けてブクブクうがい。

 

いずれの場合も、最後に水の代わりに市販の洗口剤でブクブクうがいを行うと効果的です。

 

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非常持ち出し袋には、歯ブラシと一緒に洗口剤を1本備えておけば安心です。

 

 また、高齢者の義歯をお口の中に入れたままにしておくと、義歯と粘膜の間に細菌が増え、炎症を起こしたり誤嚥性肺炎の原因となります。

食後や就寝前は必ず外し、洗うか水で濡らしたティッシュやウエットティッシュで汚れを拭うようにしましょう。

義歯を外した後は、ブクブクうがいをするか歯ぐきや舌の汚れを拭います。 

 

災害時は水分や栄養不足、ストレスなどから唾液の分泌が減少します。

唾液は食べ物の消化を助けたり、口腔内の洗浄や抗菌作用など様々な優れた働きをします。

唾液を増やすには、食べ物をよく噛んで食べたり、ガム(キシリトール入りのガムが理想)を噛んだり、唾液腺マッサージを行うのも有効です。

 

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親指の腹で、顎の骨の内側の舌の真下あたりを押し上げる。(10~20回)

 

相次ぐ災害に、日常生活がいかに貴重であるかを実感します。

今回被災された皆様が、一日でも早く台風にみまわれる以前の平穏な日々に戻る事が出来る事をお祈りいたします。

大変お疲れだと思います。

前に進むためにも、どうかお口のケアも含め、お身体をお大事になさって下さい。