今週水・木曜日の2日、校医を担当している山崎小学校で、就学時健診と歯科保健指導を行なって参りました。
山崎小学校は、「鎌倉中央公園」の一部として昔からの自然が保全されている「山崎の谷戸」に隣接した恵まれた環境の中、のびのびとした教育が行われている学校です。
毎年、私は高学年の5、6年生の歯科保健指導を担当していますが、今年で17回目になりました。
今回5年生には歯肉炎について、6年生には第二臼歯の虫歯予防などについて授業を行いました。
また、両学年に共通して、「よく噛んで食べると体にいいことがたくさんあるよ」という事を『ひみこにはがいーぜ』という標語を紹介して説明しました。
子供達には、お口の健康が豊かな人生のベースになるという事をぜひ覚えておいて欲しいと願っています。
どのクラスの皆さんも、私からの問いかけに元気に応え、興味をもって聞いてくれ嬉しく思いました。
毎年、廊下や教室に掲示してある生徒さんの作品を鑑賞するのを楽しみにしています。
各教室前に、谷戸を散策して集めた枝や木の実を使ったフォトフレームや、個性豊かな絵が飾られています。
それぞれの作品に、自分の思いや夢や学校での思い出などが、しっかりとした文章で添えられています。
校内で行き交う生徒さん達は、皆元気に挨拶してくれます。
いがらし歯科医院には大変多くの山崎小の生徒さんが通院していますので、中には「五十嵐先生だ!」とニコニコ手を振ってくれる子もいます。
診療所で接する山小生が、きちんと目を見て自分の言葉でお話しできる事に関心します。
ご家庭での躾に加え、山小での優しくもしっかりした教育の賜物なのでしょう。
これからも、元気な山小生の歯を守るお手伝いをしていきたいと思います。