今日はクリスマスイブです。
今夜はクリスマスのご馳走を囲んでいるご家庭も多いのではないでしょうか。
さて、本題です。
お食事を何でも美味しく召し上がるためには、食べ物をしっかり噛み切り、噛み砕き、すり潰す事が出来る「咀嚼(そしゃく)機能」が重要になります。
加齢を始めとする様々な要因によって咀嚼機能や飲み込む機能(嚥下機能)が低下すると、食べられる食品が限られて栄養が偏り、全身の健康に悪影響を及ぼします。
この状態を「口腔機能低下症」といい、2年前より新しい病名として保険での治療が認められました。
先日の院内研修では、「口腔機能低下症」の診断項目の一つである咀嚼能力を簡単に測定し、数値として評価出来る「グルコセンサーシステム」について研修を行いました。
口腔機能低下が進んでいても、自覚の無い方が大半です。
当院の訪問歯科診療・口腔ケアでは日常的にグルコセンサーシステムを用いた機能評価を行っていますが、今後は外来診療でも積極的に検査を行いたいと考えています。
実際にスタッフで検査を体験し、流れを確認しました。
自分の検査結果に一喜一憂(^ν^)
私達が患者さんの口腔機能低下の兆候にいち早く気づき、適切な治療に繋げられるよう、検査を活用して行きたいと思います。
それでは皆さま、素敵なクリスマスをお過ごし下さい。
良い子はサンタさんが来る前に早く寝ましょうね。
メリークリスマス!