5月の院内研修〜学会報告〜

先月の定例ミーティング・院内研修では、4月の26・27日に新潟市で開催された、日本口腔ケア学会学術大会の参加報告を院長から行いました。

 

 

今回の学会のテーマは「口腔ケアの新たな挑戦 すべての人にウェルビーイングを」でした。

 

 

 

院内研修では、学会での多くの演題の中から「MA-Tシステム®︎を用いた安全で効果効率の高い口腔ケア」の発表について解説しました。

 

 

 

 

 

MA-TシステムはMatching Transformation System®︎ の略で、革新的な酸化制御技術です。

亜塩素酸イオンから必要な時に必要な量の水性ラジカルを生成させることで、ウィルスの不活化・細菌の除菌に効果を発揮します。

 

このシステムを用いた口腔ケアジェルには以下のような特徴があります。

・歯や粘膜にこびりついた汚れを短時間で柔らかくし、汚れが取りやすくなる

・汚れの付着を抑制する

・細菌やウィルスの活性を抑制し、消臭効果がある

グリセリンフリーなので塗布後お口の中で硬く固まる事が無い

・飲み込んでも安全でアレルギー反応がない

上記のような理由から、口腔ケアを行う術者にとって理想的なジェルであると考えます。

 

また、患者さんにとっても

・短時間で効率の良い口腔ケアを受けることができる

・継続することで汚れがつきにくくなる

・口臭が抑えられる

など、今までの口腔ケア用ジェルにはなかった利点がたくさんあります。


当院でも既に導入し始めていますが、今後使用症例を増やしていきたいと考えています。

 

 

また、学会の企業出展の中で、様々な環境物の洗浄・除菌に効果のある「グリーンアクア電解水」について、株式会社CMSさんに来ていただき製品説明を行っていただきました。

 

 

この電解水は、弱アルカリ性の高濃度次亜塩素酸水です。

使用目的により濃度を調整することができ、手指洗浄から診療ユニット周りの清掃・除菌、床面の消毒から空間洗浄まで応用範囲が広いのも特徴です。

 

スプレーボトルの中の液体は全く無臭の水であるにもかかわらず、手のひらにスプレーすると、あら不思議、消毒薬のような匂いに変わります。

これは電解水が手に付着した菌に反応し、除菌成分を生成しているのだそうです。

 

 

 

今後院内だけでなく、訪問歯科診療先でも安全に使用できるため幅広く導入していきたいと考えています。

 

 

さて、最後にまたまた我が家の愛犬を登場させて頂きます。

 

 

最近流行りに乗って、愛犬ココをイラスト化してもらうのにハマっています。

 

 

可愛い〜♡

 

協力者次男もイラスト化

 

親(飼い主)バカ失礼致しました(^_^)

 

 

梅雨入りも間近なようです。

皆さまくれぐれもご体調にお気をつけてお過ごし下さい。