3月の院内研修

 

鎌倉のソメイヨシノもちらほらと咲き始めました。

 

 

この時期とは思えない連日の夏日に、暑さに弱い愛犬の散歩も早朝と夕方限定になっています。

これからしばらくは、徐々に咲いて行く桜を楽しめるコースを選ぼうと思います(^_^)

 

 

さて、本題です。

今週火曜日に行った院内研修のご報告をさせて頂きます。

 

 

この度、当院が訪問歯科診療・口腔ケアを担当している老健施設「リハビリケア湘南鎌倉」で職員の方を対象に勉強会を行う事になりました。

そこで研修の前半では、担当する訪問スタッフにより、リハーサルを兼ねたスライド発表を行いました。

 

 

 

今回の勉強会では、施設スタッフからの要望で特に義歯の着脱方法、口腔ケアの方法(不織布ガーゼを使った清拭、歯ブラシ方法、スポンジブラシの使い方など)について研修を行う事になっています。

座学で解説した後、実際にスタッフの方々に口腔ケアの相互実習もして頂く予定です。

勉強会の内容と様子は、また改めてご報告させて頂きます。

 

研修後半は「歯科衛生士による、乳幼児・小児・妊産婦に対する食生活指導」というテーマで、歯科衛生士の髙橋さんにレクチャーを行ってもらいました。

 

 

 

お子さまの健やかな成長のためには、年齢に応じた正しい食生活を心掛ける事が必要です。

 

 

 

栄養面だけでなく、適切な食形態、食べる時の姿勢や食べさせ方、飲食回数についてなどを歯科ならではの視点からまとめた、とても素晴らしい内容でした。

妊産婦の方に対しては胎児に不足になりがちなビタミンDやビタミンKの含まれる食品を挙げ、また、胎内で顎の形成に悪影響を及ぼす妊娠中のアルコール摂取などの注意事項についても解説がありました。

今後歯科衛生士や栄養士が患者さんへ食生活指導を行う際に、ぜひ役立てていきたいと思います。

 

寒暖差が大きく、体調を崩されている方が多くいらっしゃいます。

皆さまお気をつけください。

 

あたしも暑さにバテてます