先日メーカーの方に来院して頂き、「エアフロー」のデモ機を用いて、機械の特徴や使用法の解説をして頂きました。
エアフローとは、微細なパウダーをジェット噴射で歯に吹き付ける事で、むし歯や歯周病の原因であるバイオフィルムや歯の着色を効果的に除去する歯科機材です。
かつては、パウダーには炭酸水素ナトリウム(重曹・粒子が40μm)が使われており、色素沈着を落とすのには効率が良いのですが、歯周ポケットには用いることができませんでした。
最近はエリスリトールのパウダー(粒子が14μm)になり、歯周ポケット内のバイオフィルムの除去、インプラントやセラミッククラウンのメインテナンスなどにも使用できるようになったため、この度導入を決めました。
機械の説明後、歯科衛生士スタッフで相互実習を行い、実際にエアフローの治療を体験してみました。
スタッフからは
・ハンドピースが軽く操作しやすい
・パワーがあるため着色やバイオフィルムが短時間で除去できる
・噴射するパウダーに甘みがあり、痛みも無く、治療に不快感がない
などの感想が寄せられました。
今後別の機種の体験も予定しています。
早く実際の治療に導入できるよう、検討を進めてまいります。
ところで、2月も後半となり鎌倉も日毎に春らしくなってきました。
実家の庭の枝垂れ梅が満開になりました。
木々も芽吹き始め、静かだった冬の景色が徐々に色付き始めました。
医院も春色に溢れています。
楽しみにご来院下さい!