5月24日(金)、25日(土)の2日間、横浜で開催された「第62回春季 日本歯周病学会学術大会」に、医院歯科医師4名と歯科衛生士5名と共に参加しました。
いつもお世話になっている歯周病学会専門医の青木先生も医院スタッフと共に学会参加されていました。
今学会のテーマは「低侵襲 (テイシンシュウ)・高効率の歯周治療」でした。
進行した歯周病の治療法として歯周外科手術があります。
歯周病が進んだ部位の歯肉を切開剥離して炎症病巣を除去し、歯の根の面をきれいにして縫合するといった術式です。
最近では、さらに失った歯を支える骨を再生する歯周組織再生療法が広く行われるようになってきました。しかし従来の手術は手術侵襲 (手術に伴う傷や出血など患者さんの負担) が大きいものでした。
今回の学会では、より低侵襲な歯周組織再生療法を提唱した香港大学のM.Tonetti 教授が特別講演をされました。
M.Tonetti 教授は、CT画像を含めた術前の検査をもとに、低侵襲を考慮した手術時の切開のデザインも含めたしっかりした治療計画を立案し、手術を行い、長期にわたり経過を見ている多くの難症例を供覧して下さいました。
今後当院で行う歯周外科において、今回の学会で学んだことを生かし、患者さんの負担を最小限に抑えつつ最善の治療を行っていきたいと思います。
そして本日は、当院の輿先生の結婚式並びに披露宴に参列致しました。
先生と奥様の、真面目で誠実で自然体のお人柄が現れた、とても良いお式でした。
改めて、ご結婚おめでとうございます。
素敵で心強いご家族が出来、輿先生もますますご活躍下さる事と思います。
末永くお幸せに!