鎌倉市 家族介護教室

昨日、地域包括支援センター湘南鎌倉が主催する「鎌倉市 家族介護教室」にてレクチャーを行いました。

健康寿命を延ばすため、歯と口の衰えである「オーラルフレイル」を防ぐ事の大切さを、歯科衛生士の赤松さんからお話しさせて頂きました。

リハビリケア湘南鎌倉の会場には、30名近い方々が参加され熱心に耳を傾けて下さいました。

当院オリジナルの「のみこみ体操」をご一緒にやって頂いたり、「アメンボ」の詩を大きな声でご唱和頂いたり、楽しみながらあっという間のお時間でした。

院長への質疑応答の時間も設け、日ごろ疑問や不安に感じている事を伺い、お答えさせて頂きました。


高齢者にとって、低栄養は体力・免疫力・筋力・気力の低下に直結し、療養や要介護へと繋がっていきます。
バランスのとれた栄養を、きちんと摂取する事が大変重要です。

肉などのタンパク質を始め様々な食品を安全に、積極的に召し上がって頂くためにも、歯や口、喉の機能の衰えを防ぎ、回復する必要があります。

また、買い物や調理の負担などから、食事が単調になってしまう事も考えられます。
今回、栄養バランスのとれた食事を一食から届けてくれる宅食サービスの案内もありました。
その方の噛む・飲み込む機能により、食事の固さを選ぶ事も出来るそうです。

皆さん興味をもって試食されていました。

会の終了後、再度多くの方からのご質問や治療のご希望がありました。
皆さまの関心の高さから、より多くの方へ正しい情報をお伝えする責任を実感しました。
今後もこのような機会を設けさせて頂ければと思います。