認知症対応力向上研修会に参加してきました(院長)

本日、歯科衛生士スタッフ2人と共に、歯科医師認知症応力向上研修会に参加してきました。

国が平成27年1月に示した「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて〜」に示された7つの柱の一つに「認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供」が掲げられ、医療担当者の資質向上がより一層求められるようになりました。

本日の研修会の講義Ⅰでは国立病院機構久里浜医療センター副病院長 同センター認知症疾患医療センター長の松下幸生先生から、認知症について最新の知見と認知症患者への対応法について学びましした。

認知症の人に接するときの心得と、患者本人と介護者を地域全体で支えていく必要性を改めて認識しました。

講義Ⅱでは、藤沢市歯科医師会会長で、前神奈川県歯科医師会地域保健委員会委員長の鈴木聡行先生より「認知症に対する歯科治療」として、かかりつけ歯科医の役割の理解と医院で起こりうる認知症患者への適切な対応方法を動画を交え講演していただきました。

歯科医師だけではなく、歯科衛生士をはじめ医院スタッフ全員が正しい知識と対応力を備えることが大切である事を、4時間にわたる講義でしっかり勉強することができました。

いがらし歯科医院でも認知症患者への対応力を一層アップするように院内研修でスタッフ全員にしっかり伝えていきたいと思います。