診療所のイースター

桜の開花の便りが聞かれるようになりました。
鎌倉の桜の樹々の蕾もピンク色が濃くなり、もう一息で開花となりそうです。

この時期の診療所も、春を呼ぶ飾りで患者さんをお迎えしています。
最近では日本でも少しづつ認知されてきた「イースター」です。

イースター」とはキリストの復活をお祝いするキリスト教のお祭りです。
毎年、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日…というややこしい日に定められていて、今年は4月17日にあたります。

誕生を象徴するタマゴと、豊かな生命を象徴する多産のウサギがシンボルとされています。

私はキリスト教徒ではありませんが、昔々今くらいの時期に訪れたドイツの田舎で、町中に飾られたタマゴとウサギに魅了されてしまいました。

イースターの時期を迎えると、冬の間葉を落とした樹々も一斉に芽吹き始めます。
診療所の植栽では、一番乗りの「シデコブシ」が春の訪れを告げてくれています。
これから次々に花々が咲き始め、診療所が良い香りに包まれます。

始まりの季節…。

我が家の次男もこの春から大学生です。
スタッフのご家族にも、患者さん達にも進学・進級を迎える方が大勢います。

そして、臨床研修医の宮下先生も先日で当院での研修を終えられました。

新たな旅立ちを迎える皆さんにとって、未来が希望に満ちたものになりますように!