山崎小学校歯科健診(院長)

今日は校医を務める山崎小学校で春の歯科健診を行ってきました。
今年は2・4・6年生を担当しました。


健診を受ける児童は廊下で待機して順番に保健室に入ってきます。
保健室の床には”足跡マーク”があり、
皆きちんとその上に並ぶようになっています。


健診を受けている人と次の順番の児童の間にはつい立が置かれていて
健診を受ける際の注意事項が貼られていました。

さすが山小正です。皆とても礼儀正しい態度で健診を受けていました。

健診をした印象は、むし歯の全く無い子が7割
むし歯があっても治療を済ませている子が2割
未処置のむし歯がある子が残りの1割…といった感じでした。
お子さんが学校からの通知を持ち帰りましたら
早めに歯科を受診して下さい。

また、多くの保護者の方が心配されている歯並びに関してですが
健診では、判定基準以上のズレのある児童にしかお知らせがいきません。
基準にまでずれは大きくないものの過蓋咬合(前歯の噛み合わせが深い状態)の児童が多く見受けられました。心配な方は歯科にご相談ください。

また、歯並びに問題があり(不正咬合)との指摘があったからといって
すぐに矯正治療を始める必要があるとは限りません。
こちらも一度歯科医院でご相談頂ければと思います。

山崎小学校の学校歯科医になって早や12年。
幼かった子供たちが6年生ともなると体格も振る舞いもしっかり成長していて感慨深いものがあります。

これからも山小生のお口の健康を見守っていきたいと思います。