院長近況報告

久しぶりの院長ブログです。
この一週間、様々ありました事をまとめてお伝えします。

4月18日(土) 医院Dr.ミーティングを大船駅前某所にて開催

診療終了後、都合のついたDr.達と、医内研修の在り方
スタッフとの意思疎通向上についてなど話し合いました。
なかなか院長である私には気づきにくい点も多く
他のスタッフとの距離がより近いDr.達の意見は
とても参考になりました。
多少お酒も入り、楽しくかつ得るものの多いミーティングになりました。

4月19日(日) 県校友会 神奈川NDUクラブ 春の勉強会 講師

母校日本歯科大学県校友会の若手(卒後25年までを若手としている)の会「神奈川NDUクラブ」の研修会があり、今回講師を依頼され
『臨床のヒント −この所見を見逃すなー」という演題で講演しました。
患者さんの主訴症状の原因を考えるのに必要な
診断力・理論についてお話ししました。

参加者は30数名、勉強会のあとは懇親会も行われ、活発な質疑応答があり、充実したひと時でした。

今はこんな写真が撮れるのですね。



4月22日(水)鎌倉市 3歳児歯科検診
年に1回の担当ですが、市の3歳児歯科検診を玉縄交流センターにて行ってきました。
数年前までは60名ほど受診者がいましたが、今回は43名と少し少なく感じました。少ない分一人の健診に時間が掛けられ、ちょっとした指導やお母さんからの相談にも答える事ができました。
最近はむし歯の数は減っていますが、乳歯列で歯並びに問題のある乳幼児が増えているような気がします。


4月23日(木)老健かまくら 歯科研修会
協力医として往診・訪問口腔ケアを担当している「老健かまくら」において、年2回開催している歯科研修会で講師を務めてきました。
今回の演題は、①口腔細菌がインフルエンザ感染を拡大する②スマイルケア食について③深呼吸トレーニングによる姿勢改善、の3つでした。

①は歯の根の面に多く存在する口腔細菌が産生する酵素がインフルエンザウイルス増殖を助長するのみならず、抗インフルエンザ薬の効果を弱めてしまう事を解説。口腔ケアの重要性を理解してもらいました。

②摂食嚥下機能の低下した方の機能評価についてと農水省が推奨するスマイルケア食について紹介し、居宅に戻ってからの食形態支援することで介護者の負担軽減、被介護者が低栄養予防が両立できることについて解説しました。

③長期入院などで体力低下、姿勢が丸まった方は誤嚥のリスク軽減のために食事時に顔を起こして噛むことが大切であるが、呼吸力が低下した方は前かがみになってしまう。誤嚥予防・リハビリ効率を上げるためにも深呼吸トレーニングの導入を推奨しました。

この一週間、診療以外の事で特別忙しく流石に疲れました。
年齢的にも、次第に無理が効かなくなって来ました(笑)が
様々な自分の考えを再確認することができ、実り多い一週間でした。

来週から、待望の新しいスタッフも増えます。
しばらくは院内の事に集中していきたいと思います。