歯科健診(院長)

今日は午前中、山崎小学校の歯科健診に行って来ました。
低学年の1年・2年生を担当しました。

1年生は小学校での初めての歯科健診ですので
緊張した面もちで列に並んでおり、とても微笑ましかったです。

2年生は、静かにお行儀良く待つ事ができ
健診の始めには「お願いします」
終わりには「有難うございました」ときちんとご挨拶が出来て
感心しました。

近年むし歯のある児童の数は少なくなって来ていますが、
むし歯が出来てしまっているお子さんは、1本2本では無く
とても多くの歯がむし歯になってしまっている傾向があります。

乳歯のむし歯を放っておくと、次に出て来る永久歯にも虫歯がうつってしまうだけでなく噛み合わせや歯並びに悪影響が生じます。
「健診結果のお知らせ」でむし歯が指摘されましたら速やかに歯科を受診されて下さい。

また、今年は過蓋咬合(歯を噛み合わせると下の前歯が上の前歯に覆い隠されてしまう状態)の児童が多かったように思います。
過蓋咬合は顎骨の成長を妨げてしまうので永久歯の歯並びが乱杭歯になる傾向があり、歯ぎしり癖、顎関節症になるリスクも高まります。
小学校3年生くらいまでに治療すると永久歯列への影響を最小限に抑える事が出来ます。
高学年になってから治療をすると治療期間・費用が多く掛かるようになりますので、健診で指摘を受けたり、親御さんから見て気になる場合は
早期治療を受けられることをお勧めします。

健診終了後、校長先生のお部屋で学校給食をいただきました。
お豆ごはんに青野菜の和え物、魚の竜田揚げ、牛乳でした。
端午の節句の前ということでデザートに「かしわ餅」がついていました。
校長先生、養護の先生と、上手に健診を受けることのできたお子様たちの話をしながら楽しい昼食でした。
ごちそうさまでした。

院長