日本歯周病学会に参加してきました

6月1日(金)当院歯科医師4名と歯科衛生士5名と共に、新宿京王プラザホテルで開催された、春季日本歯周病学会に参加してきました。

今学会のテーマは『歯周病治療がもたらすQOLの向上』でした。
QOL=「Quality of Life」の略であり、日本語に翻訳すれば「生活の質」あるいは「人生の質」ということですが、「健康に生きれているかに対する認識」という意味でとらえられています。

歯科において、医療の質と治療の効果の評価を患者さん自身が行い、どれだけお口の健康度(お口のQOL)が改善されたかを調べる重要性が注目されてきています。

歯周病治療を行うことで患者さんのお口の健康度は改善される事が明らかになっています。
今学会でもどのような治療法を行うと、どれだけQOLが改善するのか詳細な報告がありました。
歯科医師・歯科衛生士の技量を向上させる為にも、定期的にお口の健康度を評価し、客観的に判断する必要性を感じました。

学会で学んだことを日常の診療に生かしていけるようにスタッフと共に考えていきたいと思います。